褒めにくい私服ワンピース

ほんのり光沢があるワンピースを着ている女性には、さりげない意気込みを感じる。今日は特別な日で、何らかの目的に対する勝負服なのか。

着るものによって女性は気持ちを新たにし、そんな生き生きした女性に着られることによって衣類はさらにきらめく。

3-0201

会社の同僚女子社員が少し光沢のあるワンピースを着ていたら、「きれいなワンピースだね。今日は何かあるの?」と思わず声を掛けたくなってしまう。最近だとこのような会話もセクハラだと言われるのだろうか。

ワンピースとしては褒められると嬉しいはずだろうに、誉め言葉もかけにくい世の中はウツだ。

画像のワンピースはどれも、ほんのりと光沢があって美しいものたちだった。ちょっと特別なことがある日に着ていきたくなるようなワンピースだが、実はもうこの世にいない。