ロータリーブレザー

ロータリークラブの國際青少年交換留学生制度で海外留学すると、交流の証として交換したバッジがブレザーに付けられる。少なくとも数十個~100個ほどのバッジの針が、各メンバーのブレザー全体に突き刺さる。

ときにブレザーを吊るしたハンガーが折れてしまうほどの重さにもなる。


↓オーストラリア留学から帰国した女子高生のブレザーには100個近いバッジが付いている。

その華々しいブレザーを見て驚く人は多いだろうが、痛そうにしているブレザーを思いやる人はおそらくいない。

画像:鈴鹿市

 


↓このブレザーもオーストラリア留学から帰国してから、クローゼットの奥に十年以上も仕舞われていた。重みでハンガーが折れたことがあるという。プラスチックのやわなハンガーであったとしても折れるなんて相当な重さだ。それをそのまま吊るされて耐えているブレザーの負担も計り知れない。せめて寝かせて置いてやってほしいものだ。

画像:ひかる日記