スカートめくり

スカートめくりとは、女性が着用しているスカートを捲りあげることだ。昔の小中学校などで流行っていたことがあるが、いま学校でスカートめくりをやるとセクハラで訴えられかねない。

 

男性が女性のスカートをめくるとき、その興味はスカートの中にある。パンティや太腿などに関心を示すのみで、そのためにスカートはめくられる。引っ掛けられたり鷲づかみにされて、思い切り持ち上げられるスカートは、ずいぶんと惨めな思いをしているのに、まったく顧みられることはない。裏地までさらされたスカートはとても恥ずかしい思いをしているはずだ。

 

スカートめくりとは異なるが、風のいたずらで自然にまくれ上がることもある。でも、大きく膨らむスカートに女子たちはなぜか嬉しそうだ。

 

特に問題だと思うのは、女性が自分自身のスカートをめくったり、女性が女性のスカートをめくることだ。面白半分でやる行為だとしても、スカートが惨めであることに変わりはない。

中学生のころ、クラスメイトの女子が「暑い暑い」と言いながら、制服スカートをバサバサやっていた。私が観ていることに気付くと、「下にトレパン穿いているから大丈夫!」と言ってさらに大きくまくり上げた。私が気にしていたのはパンティなんかではなく、そんな目に合わされているスカートのほうだ。女子はスカートに思いやりは無さそうだった。

 

アダルトビデオなどではスカートめくりは当たり前のように登場する。もちろん、そこにもスカートへの思いやりはかけらもない。スカートが大きく跳ね上げられたとき、多くの人はパンティや股間に注目する。私はスカートが、もしある場合はつるつる裏地が気になる。